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執筆者の写真mail@sion-inc.com シオンインク事務局

シンギング・リン® 漆黒 誕生秘話

2001年、9.11をN.Yにて身をもって体験し、その後の苦しい時期を経て、日本に帰国しました。しかし、私の体調は悪くなり『免疫不全症候群』の診断を受けて、治療を続ける毎日を送っていました。薬の副作用でさらに症状は悪化し、思いきって自然治癒力に身を委ねた結果、その半年後になんとか外出ができるようになりました。

そんな時、友人に誘われたイベント会場で、クリスタルボウルやチベタンボウルに出逢い、頭に被せて音を初めて体験し、衝撃を受けたのです。


その時の不思議な体感覚を感じた夜、夢の中でとても不思議なビジョンを見ました。それは、会場で聞いた音色に近いのですが、さらに静謐で凛とした美しい音と響きに包まれ、無上の喜びが泉のように懇々と湧き出し、その音色が地球中に響き渡り、全てのものをチューニングし、見事に共振共鳴し合って創造された、この世のものとは思えないほどの荘厳壮麗な光景でした。

その時に見たのが、シンギング・リン®︎であり、その大きさや形などの細かな完璧な設計図も見えてきたのでした。


その音はその後もずっと私の中で鳴り響き、その音を求めて世界中の楽器を何十個も買い求めましたが、あの音色は見つけられませんでした。『探してもダメなら作ろう!』とネパールの製造業者に依頼をしたのですが、細かく指示を出しても、寸法や音程、周波数もまちまちで、私の設計図通りの、共振共鳴し合う楽器はどんなに努力してもできませんでした。

意気消沈した私へ、『なぜ日本で作らないの?』と言ってくれた友人の一言に雷のような衝撃を受け、探し出し赴いたのが、仏具制作会社でした。

私が求めている倍音が豊富な楽器は、倍音を抑えて作るおりんとは対極にあるので、すぐに理解していただくことは難しかったのですが、有り難いご縁に恵まれ、一緒にシンギング・リン®︎の制作に協力をして頂けることになりました。

卓越した日本の伝統工芸の職人技を持ってしても、何度も試行錯誤を繰り返し、様々な素晴らしいご縁とご協力のもとで2年の歳月を経て、音響楽器シンギング・リン®は、2004年12月10日に誕生しました。





それ以来、音の専門家、医療従事者などたくさんの方々から支持され、シンギング・リン®︎を使って心と身体を癒す新しい音響療法の確立にも尽力してまいりました。シンギング・リン®︎の音響の特徴と効果は、多くの大学研究者の方々がご興味を持ってくださり、学術実験を繰り返す中で新たな事実も明らかになっています。

生まれつき心臓の不整脈があり、体内の血流音や心音を常に意識しながら生きてきた私は、音に対してことさらセンシティブな感覚を持ち合わせていたためか、現代文明の外界の音の殆どが不協和音に聴こえていました。

そんな私が、初めて聴いたチベタンボウルの音から究極の音探しが始まり、夢の中で響いた『幻の音』を具現化できたのは、外界の音ではなく魂に刻まれた”宇宙の音”を大切にしたいという本能が働いていたからかもしれません。

シンギング・リン®︎の音色を聴いてくださった多くの方が、『これは宇宙の音だ』とおっしゃいます。私たちの神秘なる生命の音と共振共鳴し合い、また地球上のすべての人、ものが調和へと向かうきっかけを創造していくことが、シンギング・リン®︎の役目ではないかと思います。

共に奏で、友となって力を合わせ、幸せに満ちた未来を創造してまいりましょう( ^^) _U~~♪

 

シンギング・リン®︎開発者

和 真音

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